メンバー

山本 寿子 Hisako W. Yamamoto, Ph.D.
  • 立命館大学総合心理学部助教

  • 視聴覚統合・音声知覚の発達

研究テーマ

音の感じ方が言語や音楽経験によって異なることに関心を持って認知心理学の魅力を知り,さらにそのような知覚が形作られる過程を調べたいと発達心理学の世界に足を踏み入れました。大学院時代には子どもの言語獲得についての研究を行っていました。最近では,顔の表情や身体表現を見ながら声を聞くという視聴覚知覚の発達過程と文化差に興味を持っています。

略歴

【学歴】

2004年
白百合学園高等学校卒業
2008年
早稲田大学第一文学部 心理学専修卒業
2010年
東京大学大学院教育学研究科 教育心理学コース修士課程修了,修士(教育学)
2017年
東京大学大学院教育学研究科 教育心理学コース博士課程修了,博士(教育学)

【【職歴・研究歴】】

2016年
東京女子大学現代教養学部研究員
2017年
東京女子大学大学院人間科学研究科特任研究員
2020年
日本学術振興会特別研究員(PD)
2023年
立命館大学総合心理学部助教

【非常勤講師】

  • 東京学芸大学教育学部「初等教育の内容と方法」担当(2013)
  • 聖学院大学人間福祉学部「教育心理学」「発達心理学」担当(2014)
  • 立正大学心理学部「認知心理学2」「学習・言語心理学」担当(2014~2022)
  • 東京女子大学現代教養学部「一般実験演習IB」「2年次演習(心理学)」「実験演習III」担当(2015~2017, 2021)
  • 横浜国立大学教育学部「認知発達心理学」担当(2017)
  • 専修大学人間科学部「基礎心理学特殊講義(聴覚心理学)」担当(2021~2022)

研究業績

論文(査読つき)

  • Yamamoto, H. W., Kawahara, M., & Tanaka, A.(2021). A web-based auditory and visual emotion perception task experiment with children and a comparison of lab data and web data. Frontiers in Psychology, 12:702106.
  • Yamamoto, H. W., Kawahara, M., Kret, M. E., & Tanaka, A.(2020). Cultural differences in emoticon perception: Japanese see the eyes and Dutch the mouth of emoticons. Letters on Evolutionary Behavioral Science, 11, 40-45.
  • Yamamoto, H. W., Kawahara, M., & Tanaka, A.(2020). Audiovisual emotion perception develops differently from audiovisual phoneme perception during childhood. PLoS ONE, 15, : e0234553. 1-12.
  • Yamamoto, H. W., Kawahara, M., & Tanaka, A.(2019). Japanese children’s audiovisual emotion perception and its relation to their sensitivity to pitch-accentual pattern. Acoustical Science and Technology, 40, 410-412.
  • Kawahara, M., Yamamoto, H. W., Tanaka, A.(2019). Language or appearance? The trigger of the in-group effect in multisensory emotion perception. Acoustical Science and Technology, 40, 360-363.
  • Yamamoto, H. W., & Haryu, E.(2018). The role of pitch pattern in Japanese 24-month-olds’ word recognition. Journal of Memory and Language, 99, 90-98.
  • 山本寿子・針生悦子(2016). 幼児の単語学習におけるアクセントパターン利用の発達過程. 認知科学, 23, 22-36.
  • 山本寿子(2012). 誤ったアクセントで発音された単語に対する幼児の認知. 教育心理学研究, 60, 127-136.

論文(査読なし)

  • 吉原将大・山本寿子・河原美彩子・田中章浩(2019). 視覚情報の劣化が情動知覚および音韻知覚に及ぼす影響. 電子情報通信学会技術研究報告, 119, 7-12.
  • Yamamoto, H. W., Kawahara, M., & Tanaka, A.(2018). Children's eye gaze pattern during audiovisual emotion and phoneme perception. 電子情報通信学会技術研究報告, 118, 61-64.
  • 金重利典・針生悦子・浜名真以・池田慎之介・齋藤友香・山本寿子(2017). ラベル-オブジェクト関係の状況を越えた一貫性の理解:12か月児における検討. 電子情報通信学会技術報告, 116, 133-138.
  • 山本寿子・河原美彩子・田中章浩(2016). パラ言語情報の知覚とマガーク効果生起の関連. 電子情報通信学会技術研究報告, 116, 47-52.
  • 河原美彩子・山本寿子・田中章浩(2016). 顔と声による情動認知と他の認知課題との関連. 電子情報通信学会技術研究報告, 116, 41-46.
  • 山本寿子(2015). 幼児はピッチアクセント情報から単語を推測できるか―ローパスフィルタ音声による検討―. 東京大学大学院教育学研究科紀要, 54, 285-292.

国際会議プロシーディング(査読つき)

  • Yamamoto, H. W., Kawahara, M., & Tanaka, A.(2019). The development of eye gaze patterns during audiovisual perception of affective and phonetic information. Proceedings of the 15th International Conference on Auditory-Visual Speech Processing.
  • Yamamoto, H. W., Kawahara, M., & Tanaka, A.(2017). The developmental path of multisensory perception of emotion and phoneme in Japanese speakers. Proceedings of the International Conference on Auditory-Visual Speech Processing 2017, D2. S5. 1, 1-4, 105-108.

著書

  • 山本寿子(分担執筆), 板口典弘・相馬花恵(編著)講談社サイエンティフィク, 『ステップアップサイエンスシリーズ 発達心理学』「第5章 認知機能の発達」pp.69-85. (2022)
  • 山本寿子・田中章浩(分担執筆), 麦谷綾子 (編著) コロナ社, 『音響サイエンスシリーズ こどもの音声』「第3章 感情」 pp.117-151. (2019)
  • 山本寿子(分担翻訳), 根ケ山光一・今川恭子・志村洋子・蒲谷槙介(監訳)音楽之友社, 『絆の音楽性』(原著:マロック,トレヴァーセン著 Communicative Musicality)』「第11章 乳児の発達における「音楽」と「遊び歌」:解釈」pp.231-250. (2018)

国際学会発表

  • Yamamoto, H. W., Kawahara, M., & Tanaka, A.(2019). The development of eye gaze patterns during audiovisual perception of affective and phonetic information. The 15th International Conference on Auditory-Visual Speech Processing, Melbourne, Australia
  • Kawahara, M., Yamamoto, H. W., & Tanaka, A.(2018). Language, but not race induces vocal superiority in audiovisual emotion perception. The 19th International Multisensory Research Forum (IMRF2018), Toronto, Ontario, Canada
  • Yamamoto, H. W., Kawahara, M., & Tanaka, A.(2017). The developmental path of multisensory perception of emotion and phoneme in Japanese speakers. International Conference on Auditory-Visual Speech Processing 2017, Stockholm, Sweden
  • Haryu, E., Kaneshige, T., Hamana, M., Ikeda, S., & Yamamoto, H. W.(2016). Infants discriminate two types of speech about an object: Labeling the object and expressing an attitude toward the object. International conference on infant studies XX 2016, New Orleans, USA
  • Yamamoto, H. W., & Haryu, E.(2013). Japanese children’s learning of homophones with different accentual patterns. 2013 Biennial Meeting of the Society for Research in Child Development, Seattle, USA
  • Yamamoto, H. W., & Haryu, E.(2011). Do Japanese 24- month- olds utilize lexical pitch accent for word recognition?. 2011 Biennial Meeting of the Society for Research in Child Development, Montreal, Canada

国内学会発表

  • 山本寿子・田中章浩(2022). 身体と声色からの視聴覚感情知覚の発達的変化. 日本心理学会第86回大会, 東京・ハイブリッド (ポスター発表)
  • 山本寿子・田中章浩(2022). 発達心理学の研究にオンラインツールGorilla.scを導入する試み. 日本心理学会第86回大会, 東京・ハイブリッド (口頭発表(公募シンポジウム話題提供))
  • 山本寿子・溝川藍・田中章浩(2022). 顔と声からの多感覚感情知覚と他者理解の発達の関連 . 日本発達心理学会第33回大会, オンライン (ポスター発表)
  • 山本寿子・田中章浩(2022). 顔と体と声の表現をつなぐ,マルチモーダル感情知覚の発達. 新学術領域研究「顔・身体学」第9回領域会議, 高松・ハイブリッド (ポスター発表)
  • 山本寿子(2021). 表情・身体表現と音声の組み合わせからの視聴覚情動知覚における発達的変化. 新学術領域研究「顔・身体学」第8回領域会議, 大阪・ハイブリッド (ポスター発表)
  • 山本寿子(2021). 顔と声からの多感覚的な情動知覚・音韻知覚の発達. 日本赤ちゃん学会第21回学術集会, オンライン (口頭発表(ラウンドテーブル話題提供))
  • 山本寿子(2021). 遠隔子ども研究ってどうなの?知りたい,オンライン発達研究のためのTips. 日本発達心理学会第32回大会, オンライン (口頭発表(ラウンドテーブル企画・話題提供))
  • 山本寿子・河原美彩子・田中章浩(2021). 子ども対象の知覚研究におけるオンライン実験と実験室実験の比較 “コロナ禍”での新しい認知発達研究のかたちを目指して. 日本発達心理学会第32回大会, オンライン (ポスター発表)
  • 山本寿子・河原美彩子・田中章浩(2020). 子ども研究におけるオンライン実験と実験室実験の比較―“コロナ禍”での新しい発達研究のかたちを目指して―. 新学術領域研究「顔・身体学」第7回領域会議, オンライン (ポスター発表)
  • 中村杏奈・山本寿子(2020). 顔と声からの感情知覚における異文化再適応過程―fMRIを用いた神経基盤の検討―. 新学術領域研究「顔・身体学」第7回領域会議, オンライン (ポスター発表)
  • 吉田優貴・山本寿子・小谷弥生(2020). 顔・身体の時間性:「動き」における静止・分断・連続. 新学術領域研究「顔・身体学」第6回領域会議, オンライン (口頭発表(企画・話題提供))
  • 山本寿子・河原美彩子・田中章浩(2020). 見える情動と聞こえる情動,どちらが大切?. 日本発達心理学会第31回大会, 大阪 (ポスター発表)
  • 山本寿子(2019). 顔と声からの感情知覚における異文化再適応過程―fMRIを用いた神経基盤の検討―. 新学術領域研究「顔・身体学」第5回領域会議, 沖縄 (ポスター発表)
  • 山本寿子・河原美彩子・田中章浩(2019). 顔文字からの情動の読み取りにおける文化差と発達的変化. 第11回多感覚研究会, 東京 (ポスター発表)
  • 河原美彩子・山本寿子・田中章浩(2019). 多感覚的な感情認知における話者の顔に対する注視パターンの文化差. 日本心理学会第83回大会, 大阪 (ポスター発表)
  • 山本寿子・田中章浩(2019). 赤色と青色が変化の見落とし課題に及ぼす影響. 日本心理学会第83回大会, 大阪 (ポスター発表)
  • 吉原将大・山本寿子・河原美彩子・田中章浩(2019). 視覚情報の劣化が情動知覚および音韻知覚に及ぼす影響. 電子情報通信学会ヒューマン情報処理(HIP)2019年8月研究会, 東京 (口頭発表)
  • 山本寿子(2019). 顔と声からの感情知覚様式における異文化再適応過程の神経基盤. 新学術領域研究「顔・身体学」第4回領域会議, 東京 (ポスター発表)
  • 山本寿子・河原美彩子・吉原将大・田中章浩(2019). 成人期における多感覚感情知覚を規定する諸要因の検討. 第9回 Society for Tokyo Young Psychologists, 東京 (ポスター発表)
  • 山本寿子・河原美彩子・田中章浩(2018). 感情・音韻判断時における話者の顔に対する注視パターンの発達的変化. 新学術領域研究「顔・身体学」第3回領域会議, 沖縄 (ポスター発表)
  • 吉原将大・山本寿子・河原美彩子・田中章浩(2018). 視聴情報の劣化によって視聴覚統合時の知覚判断は変化するか. 新学術領域研究「顔・身体学」第3回領域会議, 沖縄 (ポスター発表)
  • 河原美彩子・山本寿子・田中章浩(2018). 多感覚的な感情認知における注視パターンの文化差. 新学術領域研究「顔・身体学」第3回領域会議, 沖縄 (ポスター発表)
  • 山本寿子・河原美彩子・田中章浩(2018). 多感覚知覚における顔への注視パターンの発達的変化―児童期における情動判断と音韻知覚に着目してー. 日本心理学会第82回大会, 宮城 (ポスター発表)
  • 河原美彩子・山本寿子・田中章浩(2018). 多感覚情動認知における内集団声優位性を決定する要因-話者の見た目か?言語か?-. 日本心理学会第82回大会, 宮城 (ポスター発表)
  • 山本寿子・河原美彩子・田中章浩(2018). 顔と声を用いる感情知覚と音韻知覚のプロセスは共通か独立か. 日本認知科学会第35回大会, 大阪 (ポスター発表)
  • Yamamoto, H. W., Kawahara, M., & Tanaka, A.(2018). Children's eye gaze pattern during audiovisual emotion and phoneme perception. 電子情報通信学会ヒューマン情報処理(HIP)2018年8月研究会, 東京 (口頭発表)
  • 山本寿子・河原美彩子・田中章浩(2018). 多感覚的な情動判断と音韻知覚における顔への注視の発達. 新学術領域研究「顔・身体学」第2回領域会議, 東京 (ポスター発表)
  • 河原美彩子・山本寿子・田中章浩(2018). 顔と声からの多感覚情動認知における内集団声優位性を決定する要因. 新学術領域研究「顔・身体学」第2回領域会議, 東京 (ポスター発表)
  • 河原美彩子・山本寿子・田中章浩(2018). 多感覚情動認知における親子の認知パターンの関連. 日本発達心理学会第29回大会, 宮城 (ポスター発表)
  • 山本寿子・河原美彩子・田中章浩(2018). 情動と音韻の視聴覚統合プロセスは独立か. 第8回 Society for Tokyo Young Psychologists, 東京 (ポスター発表)
  • 山本寿子(2017). 情動と音韻の視聴覚統合における発達パターンの比較. 新学術領域研究「顔・身体学」第1回領域会議, 東京 (ポスター発表)
  • 山本寿子・河原美彩子・田中章浩(2017). 養育経験の有無が多感覚知覚に及ぼす影響―顔と声による情動判断と音声知覚を用いた検討―. 日本心理学会第81回大会, 福岡 (ポスター発表)
  • 山本寿子・河原美彩子・田中章浩(2017). 視聴覚による情動判断と音韻知覚の関連と発達的変化. 日本発達心理学会第28回大会, 広島 (ポスター発表)
  • 山本寿子・河原美彩子・田中章浩(2016). パラ言語情報の知覚とマガーク効果生起の関連. 第8回多感覚研究会, 東京 (ポスター発表)
  • 山本寿子・河原美彩子・田中章浩(2016). パラ言語情報の知覚とマガーク効果生起の関連. 2016年10月度聴覚研究会(H)・電気/応用音響研究会(EA)・音楽情報科学研究会共催研究会, 石川 (ポスター発表)
  • 河原美彩子・山本寿子・田中章浩(2016). 顔と声による情動認知と他の認知課題との関連. 2016年10月度聴覚研究会(H)・電気/応用音響研究会(EA)・音楽情報科学研究会共催研究会, 石川 (ポスター発表)
  • 山本寿子(2015). 幼児のレキシコンにおけるピッチアクセント情報の位置づけ. 日本発達心理学会第26回大会, 東京 (口頭発表(学会大会企画シンポジウム話題提供))
  • 山本寿子・針生悦子(2015). 24か月児における新奇語の認知 -アクセント変形語と音韻新奇語の比較-. 日本発達心理学会第26回大会, 東京 (ポスター発表)
  • 山本寿子(2014). 幼児による方言話者の認知と方言話者からの単語学習. 日本心理学会第78回大会, 京都 (ポスター発表)
  • 山本寿子(2014). 幼児における異なるアクセントを用いる話者の認知と単語学習. 日本発達心理学会第25回大会, 京都 (ポスター発表)
  • 山本寿子・針生悦子(2013). 24ヶ月児における同音異アクセント語の学習. 日本発達心理学会第24回大会, 東京 (ポスター発表)
  • 山本寿子(2012). ピッチアクセント情報に基づく語彙判断を促す発達的要因. 日本心理学会第76回大会, 神奈川 (ポスター発表)
  • 山本寿子・針生悦子 (2012). 24ヶ月児におけるピッチ情報に基づいた語彙判断. 日本発達心理学会第23回大会, 愛知 (ポスター発表)
  • 山本寿子(2011). 誤ったアクセントが幼児の単語理解に及ぼす影響. 日本発達心理学会第22回大会, 東京 (ポスター発表)
  • 山本寿子・針生悦子(2010). 24ヶ月児の単語認知におけるピッチアクセント情報の役割. 日本心理学会第74回大会, 大阪 (ポスター発表)
  • 山本寿子(2009). 音韻的特性の共有が日英言語間プライミング効果に与える影響. 日本心理学会第73回大会, 京都 (ポスター発表)

招待講演・シンポジウム・ワークショップ

  • 山本寿子(2022). 言葉以外の情報は、コミュニケーションをどう変える?. 日本科学未来館研究エリア公開ミーティングvol.6, 東京・オンライン配信
  • 山本寿子(2022). 顔と声から気持ちを読み取る発達―視聴覚を通した認知の発達―. 第21回感性学研究会, オンライン
  • 山本寿子(2020). 未来社会をつくる実証実験(Japan Open Science Summit Cyber Week). 日本科学未来館主催カンファレンス「Japan Open Science Summit Cyber Week」内イベント, オンライン
  • 山本寿子(2018). 正しく気持ちを読み取れますか?. 日本科学未来館トークイベント, 東京
  • 山本寿子(2018). 情動と音韻の視聴覚統合プロセスは独立か. 第3回心理班若手勉強会(中大人文研研究会共催), 東京
  • 山本寿子(2017). 単語のピッチパターン知覚の発達過程. 早稲田大学総合人文科学研究センター「行動・社会・文化に関する多角的アプローチ」部門主催 2017年度第1回勉強会, 東京
  • 山本寿子(2017). 子どものアクセントの獲得―”雨”と”飴”は何が違う?―」. 東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター発達基礎科学シンポジウム「赤ちゃんを研究する」, 東京

所属学会

  • 日本心理学会
  • 日本発達心理学会
  • 日本教育心理学会
  • 日本認知科学会